競走結果(ポップディーヴァ)

9/5(土)盛岡9R・ビギナーズC(M3)に出走。3番人気に支持されましたが、五分のスタートから中団でレースを進めたものの既に3・4コーナーでは手応えがなく、10着に敗退しました。
「前2走を見ると控える競馬でいいところが無かったので、前任の田中淳先生とも相談し、今日はデビュー戦のように出していく競馬をしようと思っていました。しかし返し馬あたりから少しテンションが上がってしまったためかスタートでやや立ち遅れてしまい、3・4コーナー付近では既に手応えが無くなってしまっていたようで、騎乗した高松騎手によると、距離が長いのではないかということでした。ちょっとこちらに着いてからの間隔も短く、しっかりした調教や精神的なケアが出来てればまた違ったのかなと思います。せっかくチャンスを頂いたのに申し訳ございませんでした」(伊藤調教師)

1・2着の馬はダートで4F52秒を切るくらいのしっかりとした仕上げをして来た一方、本馬はレース当日気性面を考慮して強い追い切りをしないで臨みましたが、それで勝てる程重賞は甘くありませんでした。
距離が長く、慣れない場所でテンションが上がってしまうという現状を考えると、将来的には輸送がなく1000m戦のある大井や船橋に移籍するのがいいと思いますが、彼の地では2歳の1000m以下の番組は新馬戦しかありませんし、短距離一辺倒になるとこの先使っていくレースも限られてしまいます。

まだ環境に慣れ切っていないのと、2戦目から中1週→中3週と詰めて使って来た疲れ等も影響しているように思うので、距離と決めつけるよりかはこのまま岩手競馬に在厩し、精神面をケアしながら2~3開催に1回ぐらいのペースで使ってダート1400mぐらいの距離に慣らしていければと思います。

距離が短いという事であれば芝1000mの認定戦なども使えますし、水沢で滞在競馬や右回りも試せますから、ゆったりとしたレース間隔で成長を促しつつ適性を見極めながら将来への道筋をつけていきたいと思います。

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