馬主席の歩き方~川崎競馬場編~

※ここの情報は、2020年に書いたものなので最新の情報については競馬場にお問い合わせください。

こんにちは、代表の会田です。本日は馬主席の歩き方シリーズ第3弾・川崎競馬場編をお送りします。

これまでに執筆した浦和競馬場編大井競馬場編も併せてご覧頂ければ幸いです。

川崎競馬場の馬主席は大別して3種類!

川崎競馬場の馬主席は、出走のあるなしや馬主会会員かどうか、一頭持ちや共有かで待遇が大きく異なります。
なお、川崎の馬主席は全席種4枚までの発行になります。

出走馬主席(1号スタンド3階 貴賓室エリア)

川崎競馬場の出走馬主には、全地方競馬場で最も豪華な馬主席が用意されます。
地方競馬どころか、サービス面を含めて中央より豪華と言っても過言では無いかもしれません。
場所は1号スタンド3階の貴賓室エリアにあります。

おしぼりやソフトドリンクも無料で、通常500円する専門紙(ケイシュウ、勝馬、日刊競馬、競馬ブック)まで無料です。

さらに、マークシートの記入用に、何と鉛筆や鉛筆削りが用意されています。

Free-Wi-Fiもありますよ!

なお同じフロアにある、ケンタッキーラウンジも入場無料です(入場料1000円相当)。
アルコール類はここのバーで購入するのが良いでしょう。

なお、ドレスコードは無いので普段着でも問題ありませんが、貴賓室エリアにあり調教師も出入りするため、それなりの格好をしている人も多い印象です。Tシャツ短パンみたいなのは浮くかもしれません。

利用条件

  • 当日に所有馬が出走する馬主(共有馬でもOK)

馬主協会馬主席(1号スタンド4階)

神奈川県馬主協会会員は、1号スタンド4Fの指定席と同じエリアが使用出来ます。

利用条件

神奈川県馬主協会会員

立見席(1号スタンド4階)

利用条件

  • 神奈川県馬主会非会員で、当日に出走が無い場合

上記の方は基本的に4階指定席の立見券のみの発行になります。当オーナーズクラブの共有馬が出走する場合はこの席になってしまいますが、代表馬主が臨場する場合はアレンジ出来るかもしれませんのでその場合は各馬の近況でお知らせします。

立見券と言っても、ソファが結構な数あって雨風のしのげますので、結構快適ですよ。

馬主席の受付場所

1号スタンド4階の馬主協会馬主席と、立見席は開催本部で受付します。パドックの脇に開催本部への扉がありますので、そこを入ったところに受付があります。

出走馬主席は、こちらの扉から入って、開催本部で馬主証を見せて奥に進むとエレベーターが2基あります。3Fに上がって、奥に進んだところに神奈川県馬主協会のカウンターがありますので、そちらで受付してください。

業務エリアの歩き方

馬主用駐車場

地方馬主証があれば誰でも利用可能です。第一京浜沿いの関係者通用口から入って、係員の指示に従って駐車してください。ただし常に混んでいて、正月開催など特別な日は遅い時間に行くとコインパーキングなど別の場所に停めるよう指示される場合があります。なおそういった場合でも組合が駐車場代を負担してくれて無料になりますのでご安心ください。

・馬主用パドック

南関東随一の快適な観覧席があります。ドリンクホルダーつきのイスもありますから、馬主席の無料ドリンクコーナーからコーヒーを持ってきて飲みながら座ってパドックを観る等といった事も可能です。

ファンエリアからは入れませんので、開催本部から上記の図のように業務エリアに回って来てください。

・口取りルート

パドック脇の1F開催本部を通過して外に出て右折すると、上記画像のような検量室前のエリアに出ます。そこで調教師と落ち合って口取りしてください。

よもやま話

ダートグレード競走がある時は、出走馬主席が使えず、別の場所に割り当てられる場合があります。2019年のスパーキングレディーCの日に出走馬がいたのですが、5階のこんな場所を当てがわれました。

まとめ

川崎競馬場は、南関東4競馬場で、最も出走馬主に対するホスピタリティが高い競馬場だと思います。
これだけのために川崎に馬を持ってもいいぐらい、特別でステイタスな馬主席だと言えるでしょう。
「馬主になった事を自慢したい!」という方は、是非川崎競馬場に馬を入れてみてください。

川崎競馬場での口取りの様子