馬主席の歩き方~浦和競馬場編~

こんばんは、代表の会田です。

ここ数日間で、オーナーズクラブを通じて馬主資格の取得をサポートした皆様から喜びの声が続々届いています。

複数の方から馬主証が届いたと連絡があったのでちょうど審査完了のタイミングだったのでしょうが、この度馬主になられた方、改めておめでとうございました。

そこで、共有オーナーの方から馬主席等業務エリアの入り方を教えて欲しいという問い合わせを頂いたのですが、地方の競馬場は場ごとにルールが異なります。

大きく分けると、「当地の馬主会の会員かどうか」「出走馬がいるかいないか」「代表馬主かどうか」で大きく待遇が変わって来ます。

ゆくゆくは本ホームページに馬主席への行き方などの情報をまとめたコーナーを作りたいと思っていますが、一度に作るのは大変なので、当コラムで少しずつ解説していき、記事がたまったらコンテンツとして昇華していきたいと思っています。

今回は、浦和競馬場の馬主席の歩き方を解説します。

浦和競馬場の馬主席

新スタンドの馬主席は「埼玉県馬主会」会員限定!

浦和競馬場は、新しいスタンドが建設されましたが、ここの馬主席は「埼玉県馬主会」会員限定で、一般の馬主は入れません
なお、出走馬がいるかどうかは問わないので、会員であればさきたま杯だろうが浦和記念だろうがいつでもこの超キレイな馬主席を利用する事が出来ます。
(個人的には、南関東で2番目にステイタスな馬主席だと思っています!)

ホットコーヒー・アイスコーヒー・オレンジジュースの給茶サービスがあります。係員のおばちゃんが入れてくれます。
また水やお茶などの給茶機もあります。

ドレスコードはありませんが、やはり会員専用というだけあって、それなりの格好をしている人が多い印象。
普段着でも構わないと思いますが、さすがにTシャツ短パン等ですと少し浮いてしまうかもしれません。

新スタンド馬主席の入り方

馬主席は、当日正午まではこの4Fの入り口で受付をするそうです。(この日は午後に行ったので確認出来ず)

午後からは1Fの指定席売場が馬主受付を兼ねる形になります。なお、取れる枚数は1人につき3名までです。

このようなチケットのQRコードをゲートにかざして入場する形になります。さすが新しいだけあってハイテクですね!

一般の馬主は3号スタンドへ

一般の馬主は、3号スタンド4Fの指定席の一番奥の区画が馬主席になっております。出走馬がいなくても使えます
ドレスコードはありません。と言うか、一般の指定席と同じエリアですので、ラフな服装でも全く浮く事はありません。

ホットコーヒー・アイスコーヒー・オレンジジュースの給茶サービスがあります。係員のおばちゃんが入れてくれます。
また水やお茶などの給茶機もあります。

3号スタンド馬主席への行き方

まず、3号スタンドを入ってすぐのところにある案内所で馬主証を提示してください。

すると、こういう馬主章(席章)をもらえますので、後ろのエレベーターで警備員にこれを見せて4Fへ行ってください。

4Fに行ったら、ひたすら奥(4コーナー方面)へ真っすぐ進んでください。

一番奥の階段の前に馬主受付がありますので、こちらで席の提示を受けてください。
よく勘違いする方が多いのですが、自由席ではありません。ここで席の提示を受ける事を知らない人々が堂々と席に座っている場合がありますのでご注意を!

馬主用パドック

浦和競馬場には馬主用パドックがあります。↑の写真の工事中のところがそうです。
(見に行った日がちょうどパドックの拡幅工事をしているところでした)
ここで調教師と話が出来ます。

但し、屋根が無いので真夏や雨が降っている日は調教師とは話せませんが一般エリアの方が快適かもしれません。

馬主用駐車場

浦和競馬場は馬主(関係者)用の駐車場がある事にはあるのですが、スタンドから遠いので不便です。
一般の駐車場の方が業務エリアに近く便利なのでこちらを使いましょう。
なお、浦和競馬場は本場開催時は駐車場が無料です。(JRAの馬券を発売する土日は有料)

口取りルート

検量室前などの業務エリアは、優勝した馬主以外は、調教師同伴でないと立ち入りが出来ません。
※2019年中頃より厳しくなりました

優勝した場合は、馬主用パドックの後ろの芝生エリアに開催本部への入り口があるので、ここの階段を下りたところにいる係員に馬主証を見せて「優勝しました」と伝えてください。

すると、出馬表で名前照合して、業務エリアの人にトランシーバーで連絡して、上の歩道橋を通してくれると思います。この先が検量エリアになっています。
勝った場合でも代表馬主不在の場合や、負けた場合は階段をさらに降りるとパドック外の道路のところに辿りつきますので(開催本部での馬主証提示は必要)、ここから調教師を電話して呼び出して一緒に中に入ってください。

口取りの様子