ナロウゲートの2022

大人気シニスターミニスター産駒の募集です。同父の産駒は昨年の1歳セールで31頭が上場され、ミックファイア等の活躍もあり平均取引価格1912万円と大人気を博しました。本馬はJRAブリーズアップセールに上場予定でしたが、右前球節炎が再発したため欠場。翌月のJRAコンソレーションセールで仕入れを行いましたが、ほとんど競られる事なく330万円での落札でした。
なぜこんなに安かったかと言うと、まずこのJRAコンソレーションセールの自体の知名度が高くない事が挙げられ、「そんなセリがある事すら知らなかった」という馬主さんもいたほどです。また参加には既に終了しているJRAブリーズアップセールのオンラインビッドのIDとパスワードが必要で、JRAの馬主しか参加出来ないというのも敷居が高かった一因ではないでしょうか。
あまりに実勢と乖離しているため価格は多少上乗せさせて頂いていますが、本馬は元々セプテンバーセールで1100万円で落札された馬ですので、ここまでの育成費を含めてのこの値段は格安と言えるでしょう。
球節炎については、本来しっかり休ませれば大丈夫だったところセールに向けて仕上げなければいけなかった関係上再発してしまった感じで、予後は問題ないだろうと当クラブでおなじみエクワインレーシング・瀬瀬獣医師にレポジトリ診断をしてもらった上での見解を頂戴しています。現在、日高町・エイトステーブルに移動して乗り運動を行っていますが、歩様など異常を見せる事はありません。これまでの経緯から、前脚に負担が少ない坂路調教が出来る門別競馬場・田中淳司厩舎で一度デビューに向けて進めてもらい、門別デビューに間に合わないようであれば育成馬補助金110万円の出る大井デビューに切り替える予定です。また本馬は2歳戦に優勝すれば通常より高額なセプテンバーセールの市場取引賞30万円が支給される権利があります。
価格高騰で当クラブでは二度と募集する事は無いだろうと諦めかけていた貴重なシニスターミニスター産駒を共有するまたとないチャンスを、是非お見逃し無きよう宜しくご検討頂ければと思います。