競走結果(ラストヴィグラス)
4/25(火)水沢12R 駒形賞C1 ダ1400m戦に2枠2番村上忍騎手で出走。馬体重は485kg(0)、出走直前まで10頭中3番人気でした。
ゲートは比較的すんなりと入ったのですが、最後の馬が入る直前で立ち上がってしまい、背中からゲート内に転倒。左右の馬にも影響を及ぼし、騎手負傷で競走除外となってしまいました。
「すいませんでした。まず村上騎手は、馬の下敷きになって、救急車で運ばれていきましたが、意識はハッキリしていて、多分骨折はしていなくて打撲で済みそうと本人の口から話していました。ただその後肋骨骨折の疑いがあるとの事で明日精密検査をするようです。次に、本馬は外傷を負った程度で済みましたが、ゲート内で暴れた影響で左右の馬も馬体検査を行い、1番の馬は怪我で競走除外になってしまいました。このアクシデントで調教師は戒告・賞典停止2日間、馬は30日の出走停止処分を受けています。
この後は、能力試験に受かれば、再度レースに出走する事が出来ますが、正直、あれを見て今後能力試験に乗ってくれる騎手がいるかというのが問題です。私の厩舎に所属騎手がいればまた違うのですが、岩手競馬は中央や南関東とは違って20人弱しか乗り役がおらず、日々の調教もつけていてギリギリの人数でやっていますので、仮に騎手が大丈夫でも、所属の先生の許可を得るのが難しい可能性があります。また、能力試験ではロープなど馬を扶助する道具も使えないので、ロープ無しでは入らないような気もするんですよね。
かと言って、能力試験を受けて、岩手で5走しないと他場に移籍する事も出来ないので、転籍や売却なども難しい状況です。予期せぬ事態となってしまいましたが、まずは能力試験に乗ってくれる騎手を探してみようと思います」(板垣師)
との事でしたが、上記のような事情から、場合によっては引退も視野に入れなければならないかもしれません。出走に漕ぎつければ勝てる馬なだけに残念ですが、共有者の皆様には何卒ご理解の程お願いいたします。続報が入りましたらまたお知らせいたします。
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父ヘニーヒューズは2020-2023年に4年連続ダートのJRA・地方総合リーディングサイアーに輝き、これまで実に17頭のグレード重賞勝ち馬を輩出。地方重賞も含めると重賞勝ち馬は実に32頭に及びます。父ヘニーヒューズ・母父クロフネの組み合わせでは羽田盃(JpnI)の勝ち馬のアマンテビアンコを輩出しています。
本馬は10年連続門別リーディングの田中淳司厩舎よりデビュー予定。早期デビューから3歳ダート三冠路線での活躍を期待します。



