香港競馬観戦記(インターナショナルジョッキーズチャンピオンシップ編)
こんにちは、代表の会田です。12/4(水)から4泊6日で香港へ行って来ました。日曜日の、シャティン競馬場で行われる香港国際競走には毎年のように訪れているのですが、今年は水曜日のハッピーバレー競馬場で行われるインターナショナルジョッキーズチャンピオンシップ(IJC)から観に行ってみたいなと。水曜日から行くとなると現地で最低4泊する必要があり、大井開催があるので少し迷ったのですが、ちょっと長めに滞在してみる事にしました。今回はそのレポートをお届けします。
香港は意外と安く行ける!
今回、利用したのは「香港航空」。昨年も利用したのですが、LCCの香港エクスプレス航空等と違ってフルサービスでちゃんと機内食も出るし、良いなと思いました。丁度この時期は航空券が安く、往復36490円(諸税・燃油サーチャージ込み)で行く事が出来ました。東京から大阪までグリーン車で往復したらこのくらい掛かってしまうと思うので安いですよね。
ハッピーバレー競馬場へ
香港に到着したら、ホテルにチェックインして一息入れて、夜19:40のオープニングセレモニーに間に合うようにハッピーバレー競馬場に向かいました。
香港に行った事ない人は日曜開催のシャティン競馬場は東京競馬場、水曜夜開催のハッピーバレー競馬場は大井競馬場・・・のようなイメージがあるかもしれませんが、
それとはちょっと違い、ハッピーバレーは「パリピが集まる巨大なクラブ」のような印象。
客層も、シャティンは馬券オヤジが多いですが、現地在住の西洋人みたいな人達が多く見られ、まるでオーストラリア競馬のカーニバルのような雰囲気です。
日曜日のシャティン開催は週末の休みを利用して行く事が出来るので日本人もたくさん見かけるのですが、水曜日のこちらはあまり見かけませんでした。
入場したら早速、DJが場内を盛り上げていました。場内の照明も、音楽と連動しています。
こちらはオープニングセレモニー、騎手紹介後の花火の演出。見応えありますね!!
日本では考えられない程の混雑ぶり
この日の競馬場は、コロナ禍以降の日本ではまず考えられない程の混雑ぶり。人とすれ違うのも困難ですし、ビールを買うのに20分も並びました。
香港の競馬場ではスタンドでの喫煙もOKなので、外はかなり空気も悪くなってしまいます。
そこで、オススメなのは会員のエリアに入ってしまうこと。入場時に写真のEの入口の窓口でパスポートを提示して、外国人専用のツーリストバッジを貰う事により、メンバーエリアで観戦する事が出来ます。130HK$(≠2554円)です。
すると、このように空いてて快適なメンバーエリアで馬券を楽しむ事が出来ます。
結果はフランスのM.バルザローナ騎手が優勝!!
さてIJCですが、優勝したのは2勝2着1回で30ポイントを獲得したM.バルザローナ騎手。IJCで優勝したフランス人ジョッキーは、O.ペリエ(1998年、2006年)とC.ルメール(2009年)に続く3人目となりました。
12ポイントの2位タイには1勝ずつを挙げたH.ドイル騎手とJ.マクドナルド騎手が並びました。
日本からは川田騎手が参戦していましたが4レースで5着2回が最高という結果で、0ポイントに終わりました。
しかし、ハッピーバレー競馬場はパドック最前列でタバコをプカプカ吸うわ、人気騎手が目の前に来ると大声を上げるわ、騎手もそれに応えるわ、ファンがフラッシュガンガン焚いて撮影するわのカオス状態で文化の違いを痛感。川田騎手が力を発揮出来なかったのにはこういう影響もありそう・・・な気がします。
香港は物価が高い
しかし香港は日本に比べると物価が高く、昨年来た時は日本の1.5倍くらいかなという感じでしたが、今年は1.7~1.8倍くらいの感覚。
場内でビールを買うと1300円くらい、買った写真のホットドッグも千円以上した気がします。
日曜日まで特にする事も無いのですが、香港では普通に過ごしているだけでお金が湯水のごとく無くなってしまいます。
最終Rが夜10時半とかだったのでこの日は香港に1泊し、翌日から日曜日まで物価の安い中国の深センに滞在する事にしました。
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後半へ続く。